エアウェーブで内巻パーマ

ご紹介でお越しのお客様。

お聞きするとパーマは毎回かけ直しが定番で

かけてもシャンプーすると落ちてしまう・・・・。との事。

ホームカラーをされていて履歴がわからないので

安全策で薬剤を低いパワーからエスカレーター式に

髪の変化を見ながら3段階であげていきます。

これにより、取り返しのつかない、かかりすぎの失敗がなくなります。

髪質的に

乾かすとパーマがなくなるっぽいので、エアウェーブを選択。

パーマ工程で乾燥が入ることにより、乾かした時のウェーブダウンを防いでいきます。

ＢＬＯＧで良く登場する、クリープパーマは乾燥工程がないので乾かすとウェーブダウンします。

なので髪が濡れている時にはウェーブがあり、乾かすとなくなっていきますが

かえって緩く丁度いいニュアンスがでてくるので扱いやすいです。

希望のカールが出たので、乾燥工程に入ります。

ガラス化なんて言いますが、乾燥です(笑)

一方デジタルパーマはロッド自体が発熱して髪の水分が蒸発して乾燥まで持っていきます。

デジタルパーマは温度が高く設定できるので、熱変性（生卵がゆで卵に変るイメージ）

を利用してかけていきます。よく形状記憶パーマなんて言われる理由です。

エアウェーブは熱変性起きるまで温度が上がらないので今回のスタイルでは

同じ髪を乾燥する施術ですが、熱をそれほど必要としなと判断し

エアウェーブを選択したわけです。

ちなみに縮毛矯正もアイロンで熱変性させている事になります。

 

などなどウンチクはいいとして(笑)

ふわっと内巻パーマ綺麗にでました。

思ったより難しい髪ではなく、もっとパーマスタイルを楽しめるよう

予習しておきますね～、またお待ちしてます！

NAKAYAMA YUSUKE